生え際の産毛はAGAの初期症状!改善に必要なことは?

生え際の産毛はAGAの初期症状!改善に必要なことは?

「生え際の髪の毛が産毛になってきたけど、なんで?」
このように感じる場合、AGAの初期症状である可能性が高いです。
放っておくと、頭髪全体に薄毛が進行してしまう恐れがあります。

ただ、「どうすればいいかわからない」という方も多いでしょう。
本記事では専門家監修のもと、以下の点を解説します。

この記事でわかること
  • AGAとはなにか
  • AGAの治療方針
  • AGAを自分で改善するために大事なこと

記事を最後まで読むことで、AGAを未然に防ぐにはどうすればいいかがわかります。

この記事の監修者

中川陽子
中川陽子薬剤師・医学修士
北海道大学大学院卒業
薬局薬剤師としてAGAや壮年期脱毛症、円形脱毛症の医薬品調剤や服薬相談を多数経験
薄毛の悩みを解決できる医学薬学知識を啓蒙することで、患者さんのより良い人生に貢献したい
と思っております。

生え際の髪の毛が産毛になってきたらAGAの疑いあり!

生え際の髪の毛が細く弱々しい産毛になってきたら、AGA(男性型脱毛症)を疑ってください。
AGAの症状の1つである「軟毛化」の可能性があるからです。

髪の毛にはヘアサイクルと呼ばれる周期があります。
ヘアサイクルは「成長期」「退行期」「休止期」の3つに分類され、男性は3~5年、女性は4~6年を1サイクルとして繰り返すとされています。

AGAを発症するとヘアサイクルが乱れ、髪の毛の成長に必要な「成長期」が極端に短くなるのです。AGAのヘアサイクル

そうすると、髪の毛が十分な太さ・長さに育つ前に抜け落ちてしまい、産毛が増える「軟毛化」が生じます。

AGAとは?

男性なら「AGA」という言葉は、CMや日常会話でよく耳にする方も多いでしょう。
ただ、「何が原因なのか」「具体的にどのような症状があるのか」「治療方法は?」などを知らないケースも少なくありません。
そこで、ここでは以下の3点を解説します。

  • AGAを発症する原因とメカニズム
  • 産毛以外のAGAの初期症状
  • AGAの治療法

AGAを発症する原因とメカニズム

AGAの発症には、男性ホルモン「テストステロン」が深く関わっています。
体内に潜む5αリダクターゼという酵素は、テストステロンをDHT(ジヒドロテストステロン)という悪玉男性ホルモンに変えてしまいます。
毛根の毛乳頭細胞にあるアンドロゲンレセプターがDHTを取り込むと、脱毛因子や脱毛タンパクが増加し、毛母細胞にダメージを与えるのです。AGAのヘアサイクル

その結果、ヘアサイクルが乱れ、抜け毛が増えて薄毛になってしまいます。

ただ、すべての男性にAGAの症状が現れるわけではありません。
なぜAGAを発症するのかというと、関与が深いとされているのが「遺伝」です。
5αリダクターゼの活性度や、男性ホルモンレセプターの感受性は遺伝によって引き継がれるため、特に母方の祖父に薄毛が見られる場合は、AGAを発症するリスクが高いとされています。

詳しいAGAの原因などに関しては、下の記事をご覧ください。

産毛以外のAGAの初期症状

産毛以外のAGAの初期症状としては、次のようなものが挙げられます。

毛質 ハリ・コシがなくなってきた
毛量 頭髪全体のボリュームが減ってきた

抜け毛が細く弱々しい

髪の生え方 頭部全体の地肌が透けて見えてきた

前頭部、頭頂部の髪の毛が減ってきた

つむじ周辺の髪の毛が減ってきた

額の生え際が後退してきた

これらの症状に1つでも当てはまる場合は、AGAを発症している可能性があります。
下の記事でセルフチェックの方法を解説しているので、ぜひ参考にしてください。

AGAの治療法

AGAには、主に内服薬と外用薬による治療法があります。

  • フィナステリド【内服薬】
  • デュタステリド【内服薬】
  • ミノキシジル【外用薬】

フィナステリド

フィナステリドはもともとは前立腺肥大症の治療薬として開発された薬です。
AGAの原因の1つである「5αリダクターゼ(Ⅱ型)」の働きを抑制する効果があり、薄毛の進行抑制や発毛効果が期待できます。

デュタステリド

デュタステリドも、プロペシア錠と同様に前立腺肥大症の治療薬として開発された薬で、現在はプロペシア錠に次ぐ第二の治療薬として広く用いられています。
プロペシア錠が「5αリダクターゼ(Ⅱ型)」の働きのみを抑制するのに対して、ザガーロカプセルは「5αリダクターゼ(Ⅰ型・Ⅱ型)」の両方の働きを抑える効果があります。

ミノキシジル

ミノキシジルは高血圧症患者の治療薬として開発された薬で、血管を拡張させる効果があります。
ミノキシジルを使用した患者に「体毛が濃くなる」という副作用が認められ、それを応用する形で現在はAGAの治療薬にも使われています。
国内においては、ミノキシジル以外に発毛効果が認められた成分はありません。

頭皮に直接塗布することで、発毛と髪の成長を促進させる効果があります。
ミノキシジルはフィナステリド、デュタステリドと違って通販やドラッグストアで購入できます。
国内最大濃度かつ4,500円で購入できるミノキシジル発毛剤はこちらをご覧ください。<ヒックスミノキシジル5

AGAは産毛の時期に早期治療することが大切!

AGAを改善したいなら、できるだけ早期に治療を開始することが大切です。
その理由は2つあります。

  • AGAは進行性!発症したら治療しない限り改善しない
  • 治療が遅れると治療をしても回復には限界がある

AGAは進行性!発症したら治療しない限り改善しない

AGAの早期治療には、次のようなメリットがあります。

  • 治療の有効性が高くなりやすい
  • 症状が進むほど治療費がかさみやすい
  • 早期のコンプレックス解消が期待できる

AGAは放っておくと、徐々に症状が進行してしまいます。
内服薬や外用薬による治療をしない限り、症状を改善することはできません。

反対に、産毛が増える「軟毛化」の段階で治療をスタートすれば、薄毛の進行を防いだり、遅らせたりできる可能性があります。

特に、AGAの進行度合いを表すハミルトン・ノーウッド分類のうち、Ⅰ型~Ⅲ型の段階で治療をはじめるのが大事です。

  • I型(生え際がM字型に後退し始める)
  • Ⅱ型(Ⅰ型よりも後退が進む)
  • Ⅲ型(Ⅱ型よりもさらに後退が進む)

薄毛の分類

この段階に当てはまる場合、早めに治療をはじめましょう。

治療が遅れると治療をしても回復には限界がある

AGAの治療が遅れると、内服薬や外用薬による治療を行っても、十分な回復効果を得られない恐れがあります。

髪の毛は毛母細胞が分裂することで成長します。
ヘアサイクルが乱れて「成長期」が短くなった場合、通常よりも早いペースで毛母細胞の分裂が繰り返されることになります。
その結果、毛母細胞の寿命が早く尽きてしまう可能性があるのです。AGAのヘアサイクル

AGA治療は毛母細胞に働きかけるものなので、細胞自体の寿命が尽きてしまうと、いくら治療を施しても効果は得られません。
また、治療によって毛母細胞自体を増やしたり、生き返らせたりすることは不可能です。
そのため、早期に治療を開始して、少しでも早くヘアサイクルを元に戻すことが大切と言えます。

産毛を太くするために自分でできることはある?

AGAが原因の場合、セルフケアのみで症状を改善するのは難しいのが現実です。
しかし、健康な髪の毛を育てるために、AGA治療と並行して以下のような取り組みを行うことは大事です。

  • 食生活を改善する
  • 頭皮マッサージをする
  • 正しくヘアケアする
  • 良質な睡眠をとる
  • 定期的にストレスを解消する

食生活を改善する

髪の毛も体の一部である以上、日々の食生活が与える影響は少なくありません。
偏った食生活によって髪の毛の成長に必要な栄養素が不足すると、細胞分裂が十分に行われなくなってしまいます。

また、ジャンクフードや揚げ物など油分の多い食事が続くと、皮脂が過剰に分泌されて頭皮環境が悪化したり、必要な栄養素の吸収率が低下したりする恐れがあります。
そうした事態を避けるためにも、食生活を改善し、髪の毛の健康に良いとされるたんぱく質、ビタミン、亜鉛などが多く含まれる食材を積極的に摂ることが大切です。

食生活の改善は下の記事を参考にしてください。

頭皮マッサージをする

頭皮マッサージも髪の毛の健康を維持するためには有益です。
アンファー株式会社と日本医科大学形成外科の研究によって、「正しい頭皮マッサージは発毛促進につながる」とわかっているからです。

ミノキシジルは発毛促進につながるトリガーとして毛乳頭細胞のカリウムイオンチャネル開口を起こすが、振動圧刺激によっても同様に開口が起こる。ミノキシジル投与と振動圧刺激を同時に行うと相乗的に発毛効果を高める可能性が高いことが見出せた。

出典:PR TIMES

頭皮マッサージのやり方は下の記事で解説しています。

正しくヘアケアする

正しくヘアケアすることも、薄毛予防の重要なポイントと言えます。
特に、シャンプーの選び方や使い方を誤ると、頭皮や髪の毛に逆にダメージを与えてしまう恐れもあるため注意が必要です。

シャンプーを選ぶときは、頭皮の状態に合わせたものを選ぶことが大切です。
洗浄力が弱すぎたり、逆に強すぎたりすると、頭皮のトラブルを引き起こす原因になってしまいます。

また、シャンプーをするときに指に力を入れ過ぎたり、爪を立てたりするのもNGです。
指の腹で頭皮を優しくマッサージするように洗い、最後にしっかりシャンプー剤を洗い落としましょう。
詳しくは下の記事でまとめています。

良質な睡眠をとる

良質な睡眠をとることも、産毛を太く育てるためには必要な要素です。
髪の毛の成長に欠かせない「成長ホルモン」は、深い眠りに入ってから数時間後に最も多く分泌されるからです。

良質な睡眠とは、寝つきが良い・ぐっすり眠れる・寝起きがすっきりしているなどの要素を満たす睡眠のことを指します。
長い時間眠っていても、これらの要素を満たしていなければ、良質な睡眠とは呼べません。生活リズムを整えて良質な睡眠を確保することが、薄毛の進行を抑止することにつながります。

睡眠については下の記事をご覧ください。

定期的にストレスを解消する

ストレスには血管を収縮させる効果があります。
血管が収縮すると頭皮の血流が悪くなり、頭皮環境が悪化して抜け毛や薄毛に悪影響をおよぼすのです。

また、ストレスは皮脂の過剰分泌や酸化も引き起こすとされています。
その結果、頭皮の毛穴が詰まったり、炎症が生じたりして、薄毛の進行が助長される可能性もあります。
頭皮を健全な状態に保ち、髪の毛を守るためには、定期的なストレスの解消も大切です。

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