ミノキシジルの効果

【薬剤師監修】ミノキシジル外用薬の使い方や効果を科学的根拠に基づいて説明!

「ミノキシジルの外用薬って、結局どんな効果があるの?」

「副作用は大丈夫?」

薄毛治療をはじめる方は、このような疑問をいだきますよね。

ミノキシジルは科学的に発毛効果を認められた唯一の成分で、塗り薬(外用薬)と飲み薬(内服薬)があります。外用薬であれば、副作用はいくつか報告されているものの心配されるほどではありません。

この記事では、ミノキシジルの外用薬に関して次の点を解説します。

この記事でわかること
  • ミノキシジル外用薬の効果
  • ミノキシジル外用薬の使い方
  • ミノキシジル外用薬がおすすめな人

さらに、外用薬や内服薬、その他の治療法との違いも説明します。

記事の後半では、科学的根拠に基づいて「おすすめのミノキシジル外用薬」も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の監修者

中川陽子
中川陽子薬剤師・医学修士
北海道大学大学院卒業
薬局薬剤師としてAGAや壮年期脱毛症、円形脱毛症の医薬品調剤や服薬相談を多数経験
薄毛の悩みを解決できる医学薬学知識を啓蒙することで、患者さんのより良い人生に貢献したい
と思っております。

ミノキシジル外用薬について

はじめに、ミノキシジル外用薬を使う際に知っておくべき基本的な情報を3つ紹介します。

  • 効果
  • 使い方
  • 副作用

これからミノキシジル外用薬を使おうとしている方は、ぜひ目を通してください。

効果

ミノキシジルには2つの効果があります。

  • 髪の毛が生える根元にある毛乳頭細胞を活性化して発毛を促す
  • 毛包の成長を促す

詳しくは下の画像をご覧ください。

ミノキシジル 作用

育毛剤と違うのは、「ミノキシジルは臨床試験で発毛効果が認められている」という点です。

AGA診療を科学的なエビデンスに基づいてまとめた「AGAガイドライン」においても、このように紹介されています。

国内では,1%,および 5%ミノキシジル液を用いた,300 名の男性被験者を対象とした観察期間 24 週までのランダム化比較試験が行われ54),脱毛部 1 cm2 内の非軟毛数のベースラインからの増加は,1%ミノキシジル群が平均 21.2 本,5%ミノキシジル群が平均 26.本と,5%ミノキシジル使用群で有意(p=0.02)に増加した.

出典:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

さらに「AGAガイドライン」では、ミノキシジルの外用を「推奨度:A(行うよう強く勧める)」としてもっとも高く推奨しています。

ミノキシジルの外用薬とは、このように発毛効果をきちんと認められた塗り薬なのです。

使い方

ミノキシジルの使い方は簡単です。

  1. 塗り口の下にある回転部を回し、「はかる」に切り替える
  2. ボトルを下に向けて液を充填する
  3. 回転部を回し、「ぬる」に切り替える
  4. 患部に塗布する

「リアップ」「スカルプDミノキ」以外のミノキシジル外用薬は基本的に同じボトルなので、この方法で使えます。

詳しくはこちらの動画を参考にしてください。

「リアップ」「スカルプDミノキ」もボトルの特徴が違うだけで、流れは同じです。

このように、誰でも簡単に使えるような設計になっています。

副作用

ミノキシジルの外用薬はいくつか副作用が報告されています。

主な副作用は以下のとおりです。

皮膚 頭皮の発疹・発赤、かゆみ・かぶれ、ふけ、使用部位の熱感等
精神神経系 頭痛、気が遠くなる、めまい
循環器 胸の痛み、心拍が速くなる
代謝系 原因の分からない急激な体重増加、手足のむくみ

引用:ヒックスミノキシジル5

このように、外用するだけなら深刻な副作用を心配する必要はありません。

また、副作用が発する可能性は8%程度です。

ミノキシジル5%製剤の副作用発現率8.0% n=50
副作用内訳(皮膚症状・・・湿疹2.0%、毛のう炎・・・2.0%、接触皮膚炎2.0%、臨床実験異常・・・総コレステロール値上昇2.0%)

(引用:リアップX5プラスネオの発毛効果データ)

ミノキシジル外用薬と内服薬

ミノキシジルには外用薬の他に、「ミノキシジルタブレット」と呼ばれる内服薬が存在します。

ここではミノキシジル外用薬と内服薬を以下の点で比較します。

  • 効果の違い
  • 副作用の違い

基本的に、ミノキシジル内服薬は推奨しません。

全世界でミノキシジルを治療薬として承認している国はないどころか、重大な副作用も報告されているからです。

日本ももちろん承認しておらず、万が一副作用が起きても救済制度の対象外となります。

効果の違い

ミノキシジル内服薬はミノキシジル外用薬より高い効果が期待できます。

発毛効果のあるミノキシジルを直接体内に取り入れるからです。

実際に、AGA治療をおこなっているフィットクリニックは次のように解説しています。

内服薬は成分を口から体内へ摂取するため成分が行き渡りやすく、得られる効果も外用薬より大きいのです。

出典:フィットクリニック

一方で、さまざまな危険性があることから「AGAガイドライン」では最低評価である「推奨度:D(行うべきではない)」と定めています。

副作用の違い

ミノキシジル内服薬の副作用として報告されているのは以下のとおりです。

  • 胸痛
  • 動悸
  • 息切れ
  • 呼吸困難
  • うっ血性心不全
  • むくみ
  • 体重増加

また、これらの副作用が起こっても「医薬品副作用被害救済制度」が使えず自己責任となります。

以上の点から、内服薬の使用はおすすめしません。

ミノキシジル外用薬とその他の治療

ミノキシジル外用薬とともに、「AGAガイドライン」でもっとも高く推奨されている治療方法が以下の2つです。

  • フィナステリドの内服
  • デュタステリドの内服

ここではミノキシジルとこれらの違いを紹介します。

効果の違い

フィナステリド・デュタステリドはともに、「5αリダクターゼ2型」を阻害するはたらきがあります。

5αリダクターゼ2型は男性ホルモンをAGAの原因となる「DHT(ジヒドロテストステロン)」に変えてしまう酵素です。

フィナステリド デュタステリド

このように、ジヒドロテストステロンは毛根にある受容体と結合し脱毛因子を増やしてしまうことで毛が育たなくなり脱け毛が増えていきます。

そのため、フィナステリドやフィナステリドは「5αリダクターゼ」を阻害して男性ホルモンから作られるジヒドロテストステロンの量を減らし、成長しきらずに抜けていく毛髪を減らすことによりAGAの進行を抑える効果があります。

ただし、フィナステリド・デュタステリドはミノキシジルと違ってAGAクリニックを受診しなければ、基本的には処方してもらえません。

フィナステリド・デュタステリドを処方してくれるAGAクリニックはこちらをご覧ください。

副作用の違い

ミノキシジルと同じように、フィナステリド・デュタステリドにも副作用のリスクがあります。

  • リビドー減少
  • インポテンツ
  • 射精障害など

フィナステリド・デュタステリドに関してはこちらの記事でもまとめてます。

ミノキシジル外用薬がおすすめな人

上述したとおり、ミノキシジル以外にもさまざまな治療方法があります。

薄毛治療は完治を目指すものではなく常に付き合っていくものなので、自分に合った方法を見つけるのが大事です。

ミノキシジル外用薬がおすすめなのは次のような人です。

  • 軽度のAGA
  • 生え際よりも頭頂部の薄毛が目立つ
  • 新しい髪を増やしたい

これらに当てはまる方は、内服薬よりミノキシジル外用薬を使いましょう。

軽度のAGA

症状が軽度な場合、ミノキシジルを使うことで薄毛を改善できる可能性があります。

ヘアサイクルが正常化され、AGAの症状によって髪が抜ける前に新しい髪の発毛が期待できるからです。

一方で、ある程度AGAが進行している場合、ミノキシジル外用薬を使ってもほとんど効果が見られないケースも少なくありません。

このような場合、フィナステリド・デュタステリドなど他の治療方法と組み合わせましょう。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

生え際よりも頭頂部の薄毛が目立つ

ミノキシジルの外用薬は生え際より頭頂部の薄毛に効果を発揮することが多いです。

具体的には次のような薄毛に効果が期待できます。

ミノキシジルの効果

これらの症状に当てはまる方は、早めにミノキシジルで薄毛治療をはじめましょう。

新しい髪を増やしたい

「AGAの進行を食い止めたい」ではなく「新しい髪を増やしたい」という方におすすめです。

フィナステリド・デュタステリドはAGA治療薬として高く推奨されていますが、発毛効果があるわけではありません。

ただし、ミノキシジルとフィナステリド・デュタステリドは「どちらか一方」ではなく「攻め」「守り」と捉えて両立していくのが大事です。

デュタステリド、フィナステリドとミノキシジル

ミノキシジル外用薬に関するよくある質問

最後に、ミノキシジル外用薬に関するよくある質問に回答します。

ここで回答するのは以下の3つです。

  • いつ頃効果が出るの?
  • 使って異常が出たら?
  • ミノキシジル外用薬のおすすめは?

それぞれ解説します。

いつ頃効果が出るの?

ミノキシジルの効果が現れるのは一般的に「4ヶ月」です。

そのため、最低でも4ヶ月間使い続けましょう。

ただし、人によって大きく異なるため、4ヶ月〜半年程度の時間を見積もっておくことをおすすめします。

使って異常が出たら?

使用を中断し、医師に相談するのが大事です。

頭皮に異常がある状態で使用すると、かえって症状を悪化させてしまいかねません。

ミノキシジル外用薬のおすすめは?

ミノキシジル外用薬のおすすめは「ヒックスミノキシジル5」です。

「ヒックスミノキシジル5」がおすすめな理由はいくつかあります。

  • ミノキシジルの含有率が国内最大の5%
  • 料金が1本あたり3,000円とリーズナブル
  • 安心の国内製造

ミノキシジルの外用薬にはさまざまな種類がありますが、基本的にすべて成分は同じです。

そもそも発毛効果が認められているのは「ミノキシジル」だけなので、有効成分がどれだけたくさん入っていたとしても大きな差は出ないのです。

成分が同じなら、「値段」「定期配送してくれる」などの続けやすさで選ぶことをおすすめします。

ミノキシジル外用薬を比較したい方はこちらの記事をご覧ください。

おすすめのAGA外用薬はヒックスミノキシジル5

ミノキシジル外用薬についてまとめます。

  • ミノキシジルは国内で唯一発毛効果を認められた成分
  • ミノキシジル外用薬はそんなミノキシジルが含まれた塗り薬
  • 内服薬もあるが、リスクが高いので推奨しない
  • フィナステリド・デュタステリドなどと組み合わせて治療するのが大事
  • おすすめのミノキシジル外用薬はヒックスミノキシジル5

AGAは進行性なので、早めに治療しないとどんどん進行してしまいます。

ヒックスミノキシジル5なら1本3,000円というリーズナブルな価格でAGA治療をはじめられるので、無理なくはじめられますし効果が出るまで続けられるのです。