【毛髪診断士監修】湯シャンは効果なし?おすすめしない理由4選

【毛髪診断士監修】湯シャンは効果なし?おすすめしない理由4選

「湯シャンのほうが髪に良いって聞いたけど、本当?」

このような男性もいますよね。

結論を言えば、湯シャンの効果には科学的な根拠がありません。

この記事では、湯シャンに関して次の点を解説します。

この記事でわかること
  • 湯シャンの効果があるタイミング
  • 湯シャンをおすすめしない理由4選
  • 湯シャンよりおすすめな頭皮ケアの方法3選

湯シャンは効果がないどころか、デメリットも多いためおすすめできません。

この記事では科学的なエビデンスを用いて説明するので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の監修者

日野
日野毛髪診断士
公益社団法人日本毛髪科学協会が認定する「毛髪診断士®」
(19年12月取得|認定番号:第A20185号)
AGAアプリ「HIX」専属の毛髪診断士として、3千人以上の方の相談やカウンセリングなどを担当

湯シャンは効果なし?

湯シャンについて調べた場合、「次のような効果がある」と言われることが多いです。

  • 頭皮の乾燥が緩和される
  • フケが少なくなる
  • 抜け毛が減る
  • 白髪ができなくなる、など

結論を言えば、これらは「俗説」であり科学的な根拠はいっさいありません。

中には「白髪が減った」「抜け毛が少なくなった」といった意見もあります。

しかし、こういった意見のほとんどは「気のせい」か「違う対処法によって効果が出た」だけであり、湯シャンの効果ではない可能性が高いです。

一方で、「シャンプーは洗浄力が強すぎるし化学成分が含まれているから、頭皮や髪に良くないと聞いた」という方もいますよね。

シャンプーで髪を洗っても結局はお湯で洗い流すため、体質に合わない場合を除けば、頭皮や体に悪影響が出ることは基本的にありません。

むしろ、頭皮の汚れはシャンプーを使わないと落とせない、つまりお湯だけだと汚れが残ったままになってしまうケースもあります。

湯シャンで済ませるのではなく、かならずシャンプーで髪を洗うようにしましょう。

湯シャンの効果があるタイミング

ただ、湯シャンは、かならずしも良くないわけではありません。

ここでは湯シャンの効果があるタイミングを2つ紹介します。

  • 汗を掻いたときに軽く頭皮を流す
  • 手元にシャンプーがない

汗を掻いたときに軽く頭皮を流す

汗を掻いたときに軽く頭皮を流す場合、湯シャンでも問題ありません。

表面的な汚れは湯シャンでも十分落とせるからです。

また、定期的に湯シャンすることで頭皮を清潔に保ち、抜け毛予防につながる可能性もあります。

たとえばヘルメットをかぶって作業する方が、「汗をかいたから」といって定期的にシャワーなどで湯シャンするのは大事です。

ただし、「湯シャンしたから」といって「シャンプーしなくてもいいわけではない」ので気をつけてください!

お風呂に入ったときに、しっかりシャンプーで頭皮・髪を洗い流しましょう。

手元にシャンプーがない

手元にシャンプーがない場合、湯シャンでも構いません。

「何もしない」よりマシだからです。

シャンプーできない状態で湯シャンもせずに過ごしていると、どんどん頭皮に汚れが溜まってしまいます。

汚れが溜まると頭皮環境が悪くなり、脂漏性皮膚炎などを引き起こしてしまいかねません。

日常的に湯シャンするのはおすすめしない

上で紹介した2つのタイミングを除けば、日常的に湯シャンするのはおすすめしません。

その理由が以下の4つです。

  • 頭皮の汚れを除去できない
  • 整髪料が取れない
  • 髪にツヤやハリが出ない
  • 頭皮の異常が治りにくい

頭皮の汚れを除去できない

冒頭でも紹介しましたが、湯シャンだけでは頭皮の汚れを除去できません。

たとえば、余分な油脂や老廃物は頭皮にこびりついてしまうと、お湯だけではなかなか落とせないのです。

整髪料が取れない

整髪料を付ける場合、お湯だけでは汚れを落としきれません。

整髪料には油分がたっぷり含まれているからです。

油分は水を弾いてしまうため、湯シャンだけでは整髪料を除去できないのです。

湯シャンで「洗えた気」になっていると、落とせなかった油分が毛穴にどんどん詰まっていきます。

そうすると分泌された皮脂が毛穴に溜まってしまい、マラセチアと呼ばれる常在菌が異常繁殖して脂漏性皮膚炎などを引き起こしかねません。

髪にツヤやハリが出ない

湯シャンだけでは髪にツヤやハリが出ません。

シャンプーには髪のキューティクルを守る成分も含まれていますが、お湯(水)にはその機能がないからです。

実際に、シャンプーに「髪を守る成分」が含まれていることは、実験によって明らかになっています。

…(前略)シャンプー剤およびヘマチン含有トリートメント剤を用いた場合のみ露出していたコルテックスがキューティクルに類似したうろこ状の物質により覆われていることがわかった。これにより毛が柔らかくサラサラになり、パーマがかかりやすく、日持ちが良く、手触りが良くなったりなどの現象が見いだされている。

出典:高分子論文集

湯シャンだとこのような効果を得ることができず、髪にボリュームが出なくなってしまう恐れがあります。

薄毛の場合、より髪が少ない印象を与えてしまいかねません。

頭皮の異常が治りにくい

湯シャンだけだと頭皮の異常が治りにくくなります。

お湯には抗真菌効果がないからです。

シャンプーには、ミコナゾール配合のメディクイックなど抗真菌効果を期待できるものも少なくありません。

出典:ロート製薬

抗真菌効果がないと、頭皮のマラセチアはどんどん繁殖してしまいます。

頭皮がかゆいな」

「最近、かさぶたがよくできるな」

このように感じる方は、湯シャンではなく抗真菌効果のあるシャンプーを使いましょう。

おすすめな頭皮ケアの方法

以上のことから湯シャンは日常的なケアとしてはおすすめできません。

湯シャンよりおすすめな頭皮ケアの方法が以下の3つです。

  • 自分に合ったシャンプーを選ぶ
  • 適切な方法でシャンプーする
  • 髪を洗ったあとはドライヤーで乾かす

自分に合ったシャンプーを選ぶ

まずは自分に合ったシャンプーを選びましょう!

自分に合ったシャンプーを選ぶには、肌質を見極めるのが大事です。

男性の肌質は主に4種類あります。

  • 普通肌
  • オイリー肌
  • 乾燥肌
  • 敏感肌

中には「オイリー肌用」「乾燥肌用」など、肌質に合わせたシャンプーも存在します。

たとえば、スカルプDの場合、このように「オイリー」と「ドライ」に分かれているシャンプーもあるのです。

出典:アンファー

シャンプーの選び方に関しては、下の記事でも詳しくまとめています。

適切な方法でシャンプーする

「シャンプーのやり方」に気を配っていない男性も少なくありません。

次のような「間違った方法」でシャンプーしてしまうと、逆効果になりかねないので気をつけましょう。

  • 汚れを十分に洗い流さない
  • 爪を立てて頭皮をこする
  • シャンプー剤をそのまま頭皮につける、など

正しいシャンプーのやり方は、下の画像を参考にしてください。

シャンプー ヘアケア

髪を洗ったあとはドライヤーで乾かす

髪を洗ったあとは、なるべく早めにドライヤーで乾かしてください。

濡れたままだと雑菌が繁殖しやすくなるからです。

ドライヤーは「乾かしすぎ」にも注意してください。

同じところにドライヤーを当てすぎたり長時間乾かしたりしてしまうと、頭皮が乾燥し、油脂がかえって過剰分泌される場合もあります。

ドライヤーを小刻みに動かして、温風が同じところに当たり続けないよう工夫しましょう。

湯シャンではなくシャンプーで頭皮ケア!

湯シャンの効果についておさらいしましょう。

  • 湯シャンの効果は科学的な根拠がない
  • ただ、シャンプーがない場合やさっと流したい場合は湯シャンでもOK
  • 湯シャンだけでは十分に汚れを落とせない
  • 整髪料の油分なども取れない
  • 自分に合ったシャンプーで髪を洗うのが大事

今回紹介したように、頭皮ケアは湯シャンよりシャンプーがおすすめです。

他にも「頭皮に関していろいろ質問したい」という方は、薄毛対策アプリのHIXを使ってみましょう。

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