薄毛・AGA

【毛髪診断士監修】頭皮のかさぶたを剥がしてはいけない理由4選|原因と対処法も

頭皮にかさぶたを発見すると、つい剥がしたくなってしまいますよね。

結論を言えば、頭皮のかさぶたを剥がすのは良くありません。

この記事では科学的な根拠をベースに、専門家監修のもと以下の点を解説します。

この記事でわかること
  • 頭皮のかさぶたは剥がしてはいけない3つの理由
  • 頭皮にかさぶたができる4つの原因
  • 頭皮のかさぶたを治す4つの方法

健全な頭皮であれば、かさぶたはほとんどできません。

かさぶたができる理由を把握して頭皮環境を改善したいなら、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の監修者

日野
日野毛髪診断士
公益社団法人日本毛髪科学協会が認定する「毛髪診断士®」
(19年12月取得|認定番号:第A20185号)
AGAアプリ「HIX」専属の毛髪診断士として、3千人以上の方の相談やカウンセリングなどを担当

頭皮のかさぶたは剥がしてはいけない

冒頭でも書いたとおり、頭皮のかさぶたは剥がしてはいけません!

その理由は4つあります。

  • 肌トラブルの危険性
  • 抜け毛の増加につながる
  • 逆にかさぶたが増えてしまう
  • 薄毛治療の妨げになる

このように頭皮に対してさまざまなリスクがあるため、「剥がしたい」と思ってもやめておきましょう。

肌トラブルの危険性

頭皮のかさぶたを剥がすと、肌トラブルに見舞われかねません。

剥がしたところに雑菌などが入ってしまえば、炎症や湿疹がひどくなってしまう恐れがあるのです。

抜け毛の増加につながる

炎症や湿疹がひどくなると、一時的な抜け毛の増加につながります。

髪に十分な栄養が行き渡らなくなりますし、かさぶたと同時に毛根まで抜いてしまう場合があるからです。

炎症や湿疹は広範囲に渡ることが多いため、ひどくなると、さまざまな部分で薄毛が目立ってしまいます。

逆にかさぶたが増えてしまう

かさぶたを無理に剥がしてしまうと、その部分が余計に傷ついてしまいます。

再びかさぶたができるうえに、周囲に引っかき傷ができる危険性もあります。

そうすると、どんどんかさぶたが増えていってしまうのです。

薄毛治療の妨げになる

頭皮のかさぶたを剥がすのは、薄毛治療の妨げになります。

荒れている頭皮にミノキシジル配合の発毛剤を塗布すると、悪化させてしまう恐れがあるからです。

ヒックスミノキシジル5の添付文書にも次のとおり記載しています。

次の部位には使用しないてください。

(1)本剤は頭皮にのみ使用し、内服しないでください。
[血圧が下がる等のおそれがあります。]

(2)湿疹あるいは炎症(発赤)等がある頭皮。
[きず等を悪化させることがあります ]

出典:ヒックスミノキシジル5

頭皮が荒れたままだといつまで経っても発毛剤が使えず、AGAがどんどん進行してしまいかねません。

AGA治療をはじめるためにも、まずは頭皮環境の改善を目指しましょう。

頭皮にかさぶたができる原因

頭皮環境を改善するためには、原因を突き止めるのが大事です。

頭皮にかさぶたができる主は原因は4つあります。

  • 皮膚炎
  • 脂漏性湿疹
  • ドライスキン
  • かきむしった

皮膚炎

まず、皮膚に炎症が起きているケースです。

炎症はさまざまな原因で発症します。

  • シャンプーなどのかぶれ
  • 乾燥肌
  • 脂漏性皮膚炎
  • アトピー性皮膚炎
  • 蕁麻疹など

合わせて下の記事も参考にしてください。

脂漏性湿疹

以下の症状が見られる場合、脂漏性湿疹を引き起こしている可能性が高いです。

  • 赤み
  • かゆみ
  • べたつき

脂漏性湿疹は「マラセチア」と呼ばれる常在菌が異常発生することによって発症します。

マラセチアが発生する詳しい原因や対処法は下の記事を参考にしてください。

ドライスキン

乾燥が原因でかさぶたができるケースもあります。

頭皮は外気にさらされる箇所が多く、乾燥の影響を受けやすいからです。

頭皮だけじゃなく他の部分にも乾燥を感じる場合、ドライスキンを疑いましょう。

冬場じゃなくても、場合によっては頭皮が乾燥します。

たとえば、次のようなケースが想定されます。

  • 使っているシャンプーの洗浄力が強すぎる
  • シャンプーの回数が多すぎる
  • ドライヤーを当てすぎている
  • 常に日光に当たる場所で仕事をしている、など

こういったケースに当てはまる場合、頭皮を保湿しましょう。

詳しくは「頭皮のかさぶたを治すには」で後述します。

かきむしった

炎症が起こっていたり頭皮環境が悪くなったりしていると、かゆみを覚え、無意識のうちにかいてしまっていることも珍しくありません。

頭皮を爪で引っ掻くことで傷ができ、かさぶたになってしまうのです。

また、シャンプーをする際に力を入れすぎてひっかいている、という可能性もあります。

頭皮は傷つきやすいので、爪を立ててこすったりかきむしったりするのはやめましょう。

頭皮のかさぶたを治すには

今まで説明してきたとおり、頭皮にかさぶたができたら早めに治療しましょう。

ここでは頭皮のかさぶたを治す方法を4つ紹介します。

  • ミコナゾール配合のシャンプー
  • ステロイド剤
  • 頭皮の保湿
  • 気になる場合は医療機関を受診

ミコナゾール配合のシャンプー

まず、ミコナゾール配合のシャンプーを試してみましょう。

ミコナゾールは脂漏性皮膚炎に効果があると証明されています。

その後、関東の 9 施設でフケ症に対する 0.75%硝酸ミコナゾール配合シャンプーの有用性の検討 -シャンプー基剤を対象とした二重盲検比較試験-を行い、1997 年に真菌誌 38巻 p97-97 に掲載され、抗真菌薬が脂漏性皮膚炎に効果があることを証明できました。

出典:マルホ皮膚科

ミコナゾール配合のおすすめシャンプーは下の記事で紹介しています。

ステロイド剤

ミコナゾール配合のシャンプーを使っても改善しない場合、ステロイド剤を使用してみましょう。

ステロイド剤は炎症の原因である「アラキドン酸」の働きを抑える効果があります。

ドラッグストアなどで購入できるステロイド剤は以下のとおりです。

  • メンソレータム メディクイックHゴールド
  • ムヒHD
  • ベトネベートクリームSなど

これらはどれもステロイド剤の強さが異なります。

ステロイド剤の強さは、下のランク表を参考にしてください。

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出典:アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2016 年版

頭皮の保湿

乾燥で頭皮環境が悪化している場合、しっかり保湿しましょう。

保湿する方法としておすすめなのが頭皮ケアローションです。

頭皮ケアローションにはさまざまな種類があります。

  • アデノバイタルスカルプエッセンスV
  • MARO17 ブラックプラス シリーズ エッセンス
  • キュレル 頭皮ローション 120ml、など

中でも「アデノバイタルスカルプエッセンスV」は、アデノシンと呼ばれる成分が含まれています。

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アデノシンは「AGAガイドライン」においても発毛促進効果を認められており、「推奨度B:行うよう勧める」と定められているのです。

保湿しつつ髪を強く・太くしたい方は、アデノシン配合の「アデノバイタルスカルプエッセンスV」を使ってみましょう。

気になる場合は医療機関を受診

今まで紹介したことを実践しても治らない場合、早めに医療機関を受診してください。

脂漏性皮膚炎が進行している場合など、市販の薬では治らないケースも少なくありません。

頭皮のかさぶたはAGAと関係ない

頭皮のかさぶたが増えてもはげるわけではない、つまり、AGAになるわけではないので安心してください。

つまり、頭皮環境の悪化によって一時的に抜け毛が増えていただけであれば、心配する必要はありません。

頭皮環境を改善できればヘアサイクルが正常化し、新しい髪が生えてくる可能性が高いです。

なぜ「頭皮環境とAGAは関係がないのか」というと、AGAの原因は男性ホルモンにあるからです。

AGAは5αリダクターゼと呼ばれる酵素がテストステロンをDHT(ジヒドロテストステロン)に変えることで発症します。

逆に言うと、頭皮環境が良くなってもAGAにならないわけではないので注意してください。

場合によっては、すでにAGAがある程度進行している恐れもあるのです。

AGAは進行性なので、治療をはじめない限りどんどん髪が抜けてしまいます。

頭皮のかさぶたを改善するとともに、「自分がAGAなのかどうか」をチェックしてみましょう。

HIXで薄毛診断してみよう

「自分がAGAなのかどうか」をチェックする方法としておすすめなのが、無料の薄毛対策アプリHIXです。

HIXについて紹介する前に、頭皮のかさぶたについて再確認しておきましょう。

  • 頭皮のかさぶたをはがすのは良くない
  • 肌トラブルになったり抜け毛の増加につながったりする危険性がある
  • 頭皮にかさぶたができる原因は炎症や脂漏性皮膚炎など
  • 頭皮のかさぶたを治すには、ミコナゾール配合のシャンプーを使う
  • それでも治らない場合はステロイド剤やクリニックで診てもらう

HIXは写真を撮るだけで、プロの毛髪診断士とAIが「AGAの可能性があるかどうか」をチェックしてくれます。

無料で使えるため、気になる方はまず使ってみてくださいね。