【薬剤師監修】リアップX5などのミノキシジル配合発毛剤で髪が生えない・効果がない3つの理由

【薬剤師監修】リアップX5などのミノキシジル配合発毛剤で髪が生えない・効果がない3つの理由

リアップX5をはじめとする5%ミノキシジル配合の発毛剤は、人によって「効果がない」「効果が薄い」と感じる場合があります。

結論を言えば、5%ミノキシジルで効果が実感できない方には共通する3つの理由があります。

そして、そのような方でも薄毛の予防や改善を諦める必要はありません。

この記事ではミノキシジル(塗り薬)について徹底解説、効果が出ない理由や対処法も説明します。

ミノキシジルについて

発毛剤にはミノキシジルが含まれています。

ここではミノキシジルの効果について解説します。

国内で唯一発毛を認められた成分

ミノキシジルは国内で唯一、発毛効果を認められた成分です。

毛母細胞に対して成長と発毛を促し、ヘアサイクルを正常化させるのです。

ミノキシジル 作用

逆に言えば、ミノキシジル以外に発毛を認められた成分はありません。

「髪が生える!」「発毛促進!」といったキャッチフレーズで育毛剤が販売されることもありますが、発毛効果が認められているのはミノキシジルだけなので注意してください。

ミノキシジルに関しては、こちらの記事でもまとめています。

【薬剤師監修】本当にリアップでいいの?賢いミノキシジル製剤の選び方

「AGAガイドライン」においてもっとも強く使用が推奨されている

ミノキシジルの外用は、「AGAガイドライン」に推奨グレードA(行うよう強く勧められる)で、AGAの予防や治療に対して使うことが強く推奨されています。

2%および 5%ミノキシジル液を比較したランダム 化比較試験は 2 報あり49)50),そのうち症例数が多い 393 名の男性被験者を対象とした,観察期間 48 週までのラ ンダム化比較試験において,脱毛部 1 cm2 内の非軟毛 (nonvellus hair)数のベースラインからの増加は,プ ラセボ群が平均 3.9 本,2%ミノキシジル群が平均 12.7 本,5%ミノキシジル群が平均 18.6 本で,5%ミノキシ ジル群で他の 2 群に比し有意に(対プラセボ p<0.001, 対 2% p=0.025)増加した50)

引用:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

ミノキシジルの心象試験データに関しては、こちらの動画をご覧ください。

一方、同じミノキシジルでも「内服」は推奨度:D(行うべきではない)とされています。

以上のように,ミノキシジルの内服療法は,利益と危険性が十分に検証されていないため,男性型脱毛症・女性型脱毛症ともに行わないよう強く勧められる.

引用:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

ミノキシジルの内服は成分を直接体内に取り入れるため、高い発毛効果が期待できます。

一方、循環器系に深刻な副作用を引き起こす恐れがあり、国内外で治療薬として承認されている例はありません。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

【薬剤師監修】ミノタブは副作用に注意!飲み方やおすすめな人の特徴も解説

ミノキシジルで髪が生えない、効果が出ない理由

ミノキシジルを使う方の中には、「髪が生えない」「効果が出ない」という方も少なくありません。

そこで、ここではミノキシジルで髪が生えない、効果が出ない理由をいくつか紹介します。

自分の進行状態に適してない

以下の場合は、ミノキシジルの外用剤だけでは改善が難しいと言えます。

  • 薄毛が進行している
  • 頭皮が見える部分が多くなってきている

AGA患者の症例を分類した「ハミルトン・ノーウッド分類」をご覧ください。

ハミルトン ノーウッド

4、5あたりまで進行している場合、ミノキシジルの外用だけでは効果がない可能性もあります。

どういうことかというと、AGAが進行すると毛母細胞が死滅して髪そのものが生えなくなってしまう恐れもあるからです。

だからこそ、AGAは早めの対策・治療が大事なのです。

ただ、AGAが進行しすぎている場合でも諦めるのはおすすめできません。

早めにAGAクリニックなどを受診して、別の診療方法を提案してもらいましょう。

薄毛の進行速度に薬の効果が追い付かない

AGAは人によって進行スピードが違います。

進行スピードが速い場合、効果はある程度出ていても、相殺されて実感できない恐れがあります。

この場合、後述するフィナステリド・デュタステリドなどの内服薬を併用して進行を遅らせるのがおすすめです。

そもそも薬の効果には個人差がある

どんな薬にも言えることですが、効果には個人差があります。

効果の有無だけでなく、効果が出るスピードやタイミングなども人によって変わります。

大事なのは、そういった「自分の薄毛状態」を把握して適切な治療法を見つけることです。

ミノキシジルで「効果が薄い」と感じたら

ミノキシジルの効果が薄くても、途中で止めるのはおすすめできません。

なぜかというと、途中で止めてしまえば台無しになってしまう恐れもあるからです。

目に見えていないだけで、少なからず効果が出ている可能性も十分にあります。

途中で止めてしまうのは、植物で例えると、「せっかく芽が出てきたのに『咲かない』と判断して水をあげるのを止めてしまった」という状態と同じです。

最低でも6ヶ月は使い続ける

「効果が薄い」と感じても、6ヶ月は使い続けましょう。

なぜなら、ミノキシジルの外用は一般的に4ヶ月〜6ヶ月程度で「効果が現れる」とされているからです。

実際にSNSなどを見てみても、半年あたりから効果を実感する方が多いです。

医師に相談する

半年経っても症状が改善されない場合、早めに医師に相談しましょう。

医師に相談することで自分に合った治療方法を提案してもらえます。

「AGAクリニックに行く時間がない…」という場合は、無料のAGA管理アプリであるHIXを使ってみてください。

HIXではプロの毛髪診断士とAIが自分の薄毛状態を診断してくれて、おすすめの予防・対策を知ったりカウンセラーに相談できたりします。

hix

こちらの記事で使用感などを紹介していますので、参考にしてみてください。

【男性必見】HIX(ヒックス)ってどんなアプリ?実際に使ってみた!最新の口コミ・評判も紹介

他の治療法と併用する

おすすめはフィナステリド・デュタステリドの内服です。

フィナステリド・デュタステリドの内服はミノキシジルの外用と同じく、「AGAガイドライン」において「推奨度:A(行うよう強く勧める)」とされているからです。

ミノキシジルが発毛を促す治療法である一方、フィナステリド・デュタステリドの内服はAGAの原因である5αリダクターゼの働きを阻害する効果があります。

フィナステリド デュタステリド

5αリダクターゼの働きが阻害されると抜け毛作用を持つDHT(ジヒドロテストステロン)が生まれにくくなるため、AGAが発症しにくくなるわけですね。

そのため、ミノキシジルの外用とフィナステリド・デュタステリドの内服を「攻め」「守り」と捉え、同時におこなっていくのがおすすめです。

まとめ

ミノキシジル外用剤についてまとめます。

  • ミノキシジルの外用は「AGAガイドライン」においてもっとも高く推奨されている
  • 一方、ミノキシジル以外に発毛効果を認められた成分はないので、「安さ」で発毛剤を選ぶのも悪くない
  • ミノキシジルで効果が出ない場合、6ヶ月使い続けたあと医師に相談する
  • フィナステリド・デュタステリドの内服を併用してAGA治療する

ミノキシジル外用剤を使い続けても「効果が出ない」と感じる方もいますが、大事なのは「自分に合った治療方法を継続すること」です。

自分に合った治療方法を見つけるためにも、まずはHIXで薄毛状態を分析してもらいましょう。

この記事の監修者

金澤大介
金澤大介薬剤師
薬局薬剤師としてAGAや頭皮湿疹などの調剤や服薬支援を多数経験
自分自身も薄毛に悩んだ経験から、髪や頭皮の悩みを抱える方に科学的根拠に基づいた予防や治療を提供したいという思いでAGAアプリHIXを開発
AGAアプリHIXを運営する㈱エムボックスの代表取締役

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