【毛髪診断士監修】髪ハラとは?薄毛を指摘されて嫌な気持ちになった体験談

【毛髪診断士監修】髪ハラとは?薄毛を指摘されて嫌な気持ちになった体験談

結論から言えば、「薄毛をいじる」のは「髪ハラ」と呼ばれ、場合によってはハラスメントに該当する可能性もあります。

ただ、髪ハラを受けたとしても「どのように対処すればいいかわからない」という方も少なくないはずです。

そこでこの記事では、髪ハラを受けたことがある人の意見や体験談をまとめ、おすすめの対処法などを解説します。

髪ハラって?

まず、「髪ハラとは何か」について簡単に説明します。

結論を述べると、「髪ハラ」とは「髪のハラスメント」です。

薄毛をバカにするハラスメント

「そもそもハラスメントとは何か」というと、学校法人大阪医科大学ではこのように定義しています。

他者に対する発言・行動等が本人の意図には関係なく、相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を与えたり、脅威を与えることを指します。

引用:学校法人大阪医科大学

たとえば、「太っていることを気にしている」という人に対して、人前で「デブ」と呼んだり「なんで痩せられないんだよ」と言ったりしたとしましょう。

こういった行為は、上記の「不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を与えたり、脅威を与えること」に該当し「ハラスメントである」と定義される可能性があります。

「髪ハラ」とは、こういった「ハラスメント行為の薄毛版だ」と考えてください。

薄毛の75%が髪ハラを受けた経験あり

株式会社毛髪クリニックリーブ21の調査によると、75.4%の方が髪ハラを経験しています。

引用:PR TIMES

いわゆる「パワハラ防止法」が2020年の6月に施行されるなど、日本におけるハラスメントの法整備は着実に進んでいます。

しかし、それでも4人に1人が「薄毛を指摘されて嫌な気持ちになった」、つまり「髪ハラを受けた」と感じているのです。

薄毛は悪いことじゃない

そもそも薄毛は悪いことではありません。

「薄毛だから不快な気持ちになった」という人がいたとするなら、それは「印象を抱く側」の問題であって、薄毛の方は何も気にする必要はないのです。

ただ、現実問題として、薄毛に対して「良い印象を抱かない」という方は少なくありません。

たとえば、毛髪診断士監修のWEBサイト「ハツーモ」の調査によると、女性の約62%が「薄毛の上司に威厳を抱かない」と答えています。

(引用:@Press

このように薄毛は悪いことでないにせよ、良い印象を抱かれないケースが多いわけです。

残念ながら、こういった「一般的な印象」を変えるのは非常に難しいです。

そのため、人から「悪い印象」を受けないようにするには、自分自身で薄毛を改善するしかありません。

髪ハラを受けたことがあるという声

ここからは実際に、SNSなどを調べて「髪ハラを受けたことがある」という声を紹介します。

SNSを調べたところ、髪ハラを受けたことがある人は非常に多かったです。

髪型をいじられ無理やり写真を撮られた挙げ句、バラまかれた

繰り返しますが、薄毛は悪いことではありません。

それにも関わらず笑いものにして写真を撮り、第三者に送信するのは、ハラスメントに該当する可能性が高いと言えます。

このようなハラスメントを受けた場合、後述する「髪ハラを受けたら」を参考にして対応するのがおすすめです。

薄毛以外のハラスメントも受けた

こちらの方は、髪ハラ以外に「どうせ暇だろ」という理由で休日出勤を命じられたようです。

ベリーベスト法律事務所によると、このような理由で休日出勤を命じるのは「パワハラに該当する可能性がある」と解説しています。

合理的な理由がないのに休日に出勤強要することは、パワハラにあたることもあります。

令和2年6月に施行されたパワハラ防止法では、パワハラは以下のように定義されています。

①優越的な関係を背景とした言動
②業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの
③労働者の就業環境が害されるもの

そのため、緊急性や合理性がないのに休日出勤を命じられることによって、その従業員の就業環境が害されている場合はパワハラであると言えるのです。

引用:ベリーベスト法律事務所

薄毛など身体的特徴をピックアップして嫌がらせをする人は、髪ハラ以外にもパワハラ・セクハラする傾向が強いようです。

自分が「辛い」と感じていても伝わりづらい

薄毛じゃない人に、薄毛で悩んでいる気持ちは理解してもらえないことが多いようです。

テレビ番組や漫画・アニメなどでは、しばしば「ハゲ」が笑いのネタにされることがあります。

しかし、現実社会の中には、このように薄毛を本気で悩んでいる方もいます。

そういった方に対して、薄毛をバカにしたりからかったりと笑いのネタにするべきではありません。

髪ハラを受けた体験談

実際に、「髪ハラを受けたことがある」という男性に話をお伺いしました。

Tさんは34歳の男性で、「20代の頃から薄毛に悩んでいた」とのことです。

Tさん「20代の頃から生え際がかなり後退してきて。治療でなんとか食い止めてはいますが、今も前髪で額を隠しているんです」

たしかに眉毛のあたりまで前髪が覆いかぶさっているため、一見しただけでは薄毛のように思えません。

髪ハラを受けたのは職場の飲み会

そんなTさんが髪ハラを受けたのは、「職場の飲み会」だったそうです。

Tさん「当時、職場の支店長が完全にスキンヘッドだったんですね。それをみんなでネタにし合う、という風潮がありました。そこで誰かが、『**さんも意外とハゲている』と言い出して、薄毛の話題になったんです」

そして、その場のノリで、男性職員たちに前髪をかきあげてもらって薄毛をチェックする、という流れになったとのことです。

Tさん「はじめは断っていたんです。『恥ずかしいから』と。しかし、周りが先輩・上司ばかりだったため、仕方なく僕も前髪をかきあげたんですね」

すると、その日から「隠れハゲ」認定され、「薄毛治療してやる」と言って頭皮を叩かれたり、仕事中にも「ハゲ」と呼ばれたりするようになったそうです。

どうやって髪ハラを対処したのか

Tさん「笑ってごまかすしかありませんでした。なぜなら、そうやってからかっている人たちも、悪気があって言っているわけではなかったからです」

つまり、「ハゲ」とからかう側は、Tさんが「薄毛で悩んでいる」とは知らず、「薄毛を指摘されてもなんとも思わないだろう」と考えていたのです。

Tさん「悪意があれば怒りました。でも、悪意がなかったので、スルーすることにしたんです」

2021年現在、すでに退職しているそうですが、その経験を通して薄毛に対し「強いコンプレックスを抱くようになった」とのことです。

髪ハラを受けたら

結論から言えば、程度の低いハラスメントならスルーすることをおすすめします。

ただ、髪ハラからパワハラに発展したり、しつこくハラスメントしてきたりする場合は然るべき対応を取りましょう。

気にしないのが一番

相手に悪意がない場合、気にしないのが一番です。

関係性によっては、「ごめん、そう言われると傷つくからやめてほしい」と正直に伝えても構いません。

ただし、スルーを続けても髪ハラが止まらなかったり「やめて」と伝えてもやめてくれなかったりする場合、言われた内容をメモしましょう。

この場合、録音するのがベストですが、できなければ「5W1H」を明確にして髪ハラの内容を詳細に記しておいてください。

後の事実確認で重要になる場合があります。

誰かに話を聞いてもらう

一人で悩んでしまうと、どんどん気持ちが暗くなったりふさぎ込んだりしてしまいます。

同僚や上司などに話を聞いてもらうことで気持ちが楽になりますし、髪ハラの解決に協力してくれる可能性もあります。

「相談できる人がいない」という場合、厚生労働省の「ハラスメント悩み相談室」を利用するのもおすすめです。

メールなら24時間365日受け付けていますが、電話の場合、対応時間が決まっています。

  • 月曜~金曜:12:00~21:00
  • 土曜・日曜:10:00~17:00

詳しくはこちらをご覧ください。

ハラスメント悩み相談室

内部の窓口や人事に伝える

具体的に行動を起こしたい場合、まずは内部の窓口や人事に伝えてください。

職員の悩みや問題を取りまとめている窓口があるなら、そちらに連絡しましょう。

そういった窓口がない場合、人事に伝えるのがおすすめです。

外部の相談窓口に相談する

内部に相談しても力になってもらえない場合は、外部に相談しましょう。

上述した「ハラスメント悩み相談室」以外にも、ハラスメントを解決に導いてくれる機関はいろいろあります。

髪ハラを受けないためにできること

上でも説明しましたが、「薄毛に対する印象」を変えることは非常に困難です。

したがって髪ハラを受けないようにするためには、AGA治療して薄毛を改善するのがおすすめです。

早めにAGA治療をはじめる

2021年現在、AGAは研究が進み、ある程度「効果的な治療法」が確立されつつあります。

具体的に言うと、AGAの原因は「テストステロンが5αリダクターゼの作用によってDHT(ジヒドロテストステロン)に変わることである」とわかっているのです。

DHT ジヒドロテストステロン

つまり、5αリダクターゼの働きを阻害できれば、AGAの進行を食い止められる可能性が高いわけです。

ただ、AGAが進行し毛母細胞が死滅している状態では、いくら5αリダクターゼの働きを阻害しても新しい髪は生えません。

だからこそ、AGA治療は早めにはじめることが大事なのです。

AGA治療に関しては、こちらの記事をご覧ください。

【2021年最新】おすすめのAGA対策とは?AGAガイドラインから正しい方法を紹介

髪型を変える

AGA治療はすぐに効果が出るわけではありません。

たとえば、ミノキシジルでは「効果が目に見えて現れるまで4ヶ月以上かかる」と言われています。

一時的に薄毛を隠すだけなら、髪型を変えるだけでなんとかなる場合もあります。

おすすめの髪型に関しては、こちらの記事をご覧ください。

【2021年最新】おすすめのAGA対策とは?AGAガイドラインから正しい方法を紹介

まとめ

髪ハラについてまとめます。

  • 髪ハラとは髪のハラスメント
  • 薄毛に悩む人の75.4%が髪ハラを受けた経験あり
  • 薄毛は悪いことではないが、良くない印象を抱く人が多い
  • 人の印象を変えることは難しいが、AGA治療はすぐにでもできる
  • 髪ハラが続く場合は、しかるべき対応をする

髪ハラはもちろんのこと、薄毛は一人で悩んでも解決しません。

早めにAGAクリニックを受診したり、HIXを使って対策を立てたり行動をはじめましょう。

この記事を監修したHIXスタッフ

毛髪診断士 日野

薄毛・AGAカテゴリの最新記事