【毛髪診断士監修】薄毛対策で絶対にしてはいけないこととは?

【毛髪診断士監修】薄毛対策で絶対にしてはいけないこととは?

一言で「薄毛」といっても人によって進行パターンや進行状況が異なるため、「絶対にこうすべきだ」という答えはありません。

しかし、効果的に薄毛対策する上で「絶対にしてはいけないこと」が存在します。

この記事では、これから薄毛対策する人のために「絶対にしてはいけないこと」を解説します。

薄毛対策で絶対にしてはいけないこと

薄毛対策で絶対にしてはいけないのが、以下の4つです。

  • 科学的に根拠のない薄毛対策を続ける
  • 対策を途中で止める
  • 頭皮が荒れた状態での治療
  • 医師などに相談せず自分で判断する

それぞれ説明します。

科学的に根拠のない薄毛対策を続ける

ネットには、科学的に根拠のない薄毛対策が溢れています。

  • わかめ・のりなどを食べる
  • オナ禁する
  • 筋トレなどを控える
  • 髪に良いとされるサプリを摂取する、など

これらは個人的に効果を実感した方はいても、科学的な根拠はありません。

薄毛対策・AGA治療に「科学的根拠があるかどうか」は、「AGAガイドライン」を参考にしてください。

AGAガイドラインとは、科学的なエビデンス・根拠をもとにAGA治療の方針をまとめたものです。

詳しくはこちらをご覧ください。

【2021年最新】AGA診療ガイドラインについて内容や治療の推奨度などを解説

 

対策を途中で止める

対策を途中で止めてしまうと、今までの努力が無駄になりかねません。

なぜなら、AGA治療・薄毛対策は、AGAを完治させるものではなく進行を遅らせる・改善させるものだからです。

AGA治療薬として強く推奨されているフィナステリド・デュタステリドの作用を説明した、以下の画像をご覧ください。

フィナステリド デュタステリド

フィナステリド・デュタステリドを服用すると5αリダクターゼの働きが阻害されるので、AGAの原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)が作られにくくなります。

しかし、「5αリダクターゼの働きが阻害される」だけであって、「5αリダクターゼが完全にいなくなる」わけではありません。

つまり、フィナステリド・デュタステリドの服用を自分の判断で勝手に中断すると、5αリダクターゼが再び動き出し、抜け毛の原因であるDHTが生み出されてしまうのです。

AGAは進行すると毛母細胞がどんどん減っていくため、フィナステリド・デュタステリドの服用を再開しても、中断以前と同じ効果を期待できるとは限りません。

このように、薄毛対策は継続することが大事なのです。

頭皮が荒れた状態での治療

頭皮が荒れていると、AGA治療・薄毛対策の効果が十分に発揮されない恐れがあります。

たとえば、AGA治療薬として有名な「リアップ」に表記されている「使用上の注意」をご覧ください。

次の部位には使用しないでください。
…(中略)…
(2)きず、湿疹あるいは炎症(発赤)等がある頭皮。
きず等を悪化させることがあります。

引用:大正製薬

このように、まずは傷の治療や炎症の緩和など、「頭皮環境を正常にさせること」が前提なのです。

頭皮が荒れている場合、こちらの記事などを参考にして改善に努めましょう。

【毛髪診断士監修】頭皮がカサカサする原因・理由3選!おすすめの対処法は?薄毛と関係ある?

医師などに相談せず自分で判断する

医師やクリニックを受診すると自分に合った治療方法を提案してもらえますし、何かあったときに相談することもできます。

中には「AGAクリニックに行く時間がない」「恥ずかしい」という方もいるでしょうが、最近ではオンライン診療に対応しているクリニックも増えています。

(引用:湘南美容クリニック

「オンライン診療も勇気が出ない」という方は、一度、HIXで薄毛分析するのもおすすめです。

HIXは頭皮の写真を送信するだけで、AIとプロの毛髪診断士が無料で薄毛を診断してくれます。

こちらの記事で使い方などを説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

【男性必見】HIXってどんなアプリ?実際に使ってみた!最新の口コミ・評判も紹介

薄毛対策を怠るとどうなる?

上記した注意点を無視して薄毛対策を怠ると、AGAがどんどん進行します。

最終的には手遅れになってしまいかねないので注意してください。

AGAがどんどん進行していく

AGAは治療しない限り、どんどん進行します。

具体的に言うと、ヘアサイクルのスパンが短くなっていき、最終的に毛根(毛母細胞)が死滅してしまうのです。

ヘアサイクル

手遅れになる

毛母細胞が死滅すると、亡くなった人が蘇らないのと同じように、再び毛が生えることはありません。

逆に考えると、どれだけ薄毛が進行しても毛母細胞が死滅しない限りAGA改善の余地があるわけです。

だからこそ、AGAを防ぐには早期の薄毛対策・治療と、それらを継続させることが大事なのです。

薄毛対策を間違うとどうなる?

中には「科学的根拠に基づいた治療」よりも「科学的根拠がない治療」を優先してしまう方もいます。

たとえば、「信用できる◯◯さんが言っていたから」や「医者のいうことはアテにならないから」などと考えるケースです。

そういった考えを否定するわけではありませんが、科学的根拠のない治療や自分に合わない対策を続けているとどうなるかについて解説します。

お金や時間が無駄になる

育毛剤の広告や触れ込みで、「ぐんぐん生える!」「発毛促進!」といったフレーズが使われるのは珍しいことではありません。

しかし、育毛剤はその名のとおり「毛を育てる」ものであって、発毛が期待できるものではないので注意してください。

国内において発毛効果が認められているのは、ミノキシジル配合の発毛剤だけです。

たとえば、「毛を生やしたい」と考えて2ヶ月に1回3,000円の育毛剤を購入すると、1年で18,000円かかります。

それを10年続けると18万円になりますが、上記したように育毛剤は「毛を育てる」ものであって「毛を生やす」ものではありません。

育毛剤に頭皮改善などの効果があるのはたしかですが、「発毛」の面で考えると効果は期待できないため、人によってはこの18万が無駄になる可能性もあるわけです。

逆効果になる恐れもある

時間の無駄になるどころか、逆効果の恐れもあるので気をつけてください。

たとえば、科学的根拠のない薄毛対策・AGA治療として、「ヘアブラシなどで頭を叩く・刺激する」といったものがあります。

しかし、ヘアブラシで頭皮を刺激しても発毛効果は期待できないどころか、頭皮環境を悪化させてしまいかねません。

上述したように、頭皮環境に問題があると十分なAGA治療・薄毛対策ができなくなります。

科学的根拠に基づいたAGA治療・薄毛対策を心がけるのがおすすめです。

副作用が出ても救済制度が使えない

個人輸入サイトなどを利用すれば、AGA治療薬が国内よりも安く手に入ります。

しかし、個人輸入は国内の救済制度などが使えず、自己責任になってしまうので注意してください。

個人輸入のメリットとリスクに関しては、こちらの記事でまとめています。

【薬剤師監修】個人輸入は本当に大丈夫?!AGA治療薬個人輸入のメリットとリスク

正しく薄毛対策しよう

薄毛対策についてまとめます。

  • 薄毛対策は継続が大事
  • 科学的根拠に基づいた薄毛対策をはじめよう
  • 薄毛対策を怠ると、AGAが進行して手遅れになる恐れもある
  • 自分に合わない薄毛対策は回避するのが大事
  • 薬の個人輸入はリスクが伴う

薄毛対策について正しい知識を取り入れ、AGA改善に努めましょう。

この記事を監修したHIXスタッフ

毛髪診断士 日野

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