オールバックにすると印象がガラッと変わり、男らしさや頼もしさがUPします。
しかし、気になるのが「髪にダメージを与えないか」「はげないか」ですよね。
そこで、この記事ではオールバックとはげの関係について解説します。
オールバックにするとはげる?
オールバックは髪全体を後ろにかき分けますし、整髪料をたくさん使って仕上げます。
ただ、だからといってはげるわけではありません。
【結論】はげない
まず、一般的に「はげ」と呼ばれるのはAGA(男性脱毛症)を指すことが多いです。
AGAは病気ではありませんが、治療しない限りどんどん進行していきます。
AGAの原因は「DHT(ジヒドロテストステロン)」という男性ホルモンにあります。
人体に潜む酵素「5αリダクターゼ」がテストステロンをDHTに変え、アンドロゲンレセプターと結びつき脱毛を促すのです。
このように男性ホルモンが原因であるため、オールバックにしたからといってはげるわけではありません。
「最近はげてきたな。もしかしたらオールバックにしているからなのかも」と感じるなら、それは的外れである可能性が高いです。
また、AGAは遺伝子が関係していることもわかっており、特に「母方の祖父」が薄毛の場合は注意してください。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
オールバックとはげの関係性
オールバックにしてもはげるわけではありませんが、場合によっては頭皮に影響を与える可能性もあります。
ここではそんなオールバックとはげの関係性について解説します。
場合によっては抜け毛の原因になることも
まず、ワックスやスプレーによって頭皮にダメージを与えてしまう恐れがあります。
使用する分には問題ありませんが、使ったあとのケアを怠ると汚れや油分が毛穴に詰まり、抜け毛の原因になりかねません。
特に、オールバックは髪全体に整髪料をつけることになるので、毎日丁寧にケアしましょう。
また、ヘアバンドなどで無理やりオールバックにすると毛根が引っ張られて、頭皮に傷がつきやすくなってしまいます。
最悪の場合、血行障害を起こしてしまい、引っ張られた部分が抜けてしまうという「牽引性脱毛症」を発症する恐れもあるので注意してください。
生え際が強調されるのではげているような印象を与える
AGAは生え際から進行していくケースが多いです。
オールバックは生え際が強調される髪型なので、AGAが進行している方にとってははげが目立ってしまいます。
なぜ目立ってしまうのかというと、「生え際」と「髪が長い部分」の毛量が著しく違うからです。
逆に考えると、「生え際」と「髪が長い部分」の毛量を整えるだけで髪の薄さは感じにくくなります。
薄毛が目立たない髪型に関しては、こちらの記事をご覧ください。
オールバックの男性ができるはげ対策
上で触れたように、オールバックにするとはげが目立ってしまいかねません。
しかし、はげは研究が進み、治療方法や治療薬が増加しているので安心してください。
AGAを進行させないよう治療
まずはこれ以上髪が抜けないよう、AGA治療をはじめましょう。
ここで大事なのが、科学的根拠・エビデンスに基づいた治療をはじめることです。
こういった治療方法は男性なら聞いたことがある方も多いでしょうが、なんの根拠もない都市伝説に過ぎません。
- ブロッコリースプラウト、わかめ、イワシ缶を食べる
- 坊主にすると頭皮がリセットされ強い髪が生えてくる
- 頭にステロイド外用薬を塗る、など
TVやYouTubeなどで「髪が生えた」「増えた」という情報がありますが、鵜呑みにしないようにしてください。
たとえば、ステロイド外用薬は炎症などを抑える際には有効ですが、大量使用・長期使用すると副作用を引き起こしかねません。
このように髪が生えるどころかトラブルに見舞われる危険性もあるので、かならず科学的根拠・エビデンスに基づいた治療方法を選択しましょう。
おすすめの治療法はこちらの記事で紹介しています。
丁寧にヘアケアする
整髪料をつけたあとは丁寧にヘアケアしてください。
ヘアケアは使うシャンプーも大事です。
自分の肌質に合ったシャンプーを使わないと乾燥しすぎる場合があり、逆に頭皮環境を悪化させてしまいかねません。
こちらの記事でおすすめのシャンプーを紹介しているので、参考にしてみてください。
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この記事を監修したHIXスタッフ
毛髪診断士 日野